【東山の穴場】冬の寒い日には池に行ってみると素敵なことが起きるかもしれない【市街地でアウトドア】
最近子どもを連れて意識的に野外に行くようにしている。遊具メインの公園も行くのだが、特に自然とふれあえる系のところへ行くようになった。理由は花まる学習塾の高濱先生の講演を観たのがきっかけだった。超絶要約すると「自然の中で遊ぶと子どもの想像力が爆発して結果的に自分で考えて動ける大人になれるよ。」的な話に感動したのだ。この方法論で一抹の不安を覚えるのは私は比較的自然の中で遊んだ方なのだが立派な大人になれてない所だけかな。フフフ。
本当なら花まる学習塾に入れてそういった野外授業に連れてってもらいたい所だが、うちにそんなお金はない。となったら自分らで行くしかない!
名古屋で自然とふれあうのにぴったりな場所。そのひとつがここ東山の森 里山の家だ!
ここは春〜秋にかけてザリガニや小魚を捕まえる子ども達で溢れかえる。なので生物がなりを潜める冬はどちらかというとオフシーズンなわけだが、今回平和公園のメタセコイア広場に行った帰りになんとなく立ち寄った。
娘達は車を降りるといつものように一目散にカエル池へと走って行った。
※カエル池は一番手前にある池で、オンシーズンの時は小魚をゲットすることが出来る。
走り去る2人の背中を眺めながら「今は何にもいないけどね・・・。」と思っていた矢先、子ども達のテンションが爆上がりした。一体何が起こったのか!
子どもが木の枝を器用に使ってたぐり寄せたのは
氷!
子ども達は喜んで石を拾って来ては投げて割ったり、たぐり寄せて拾った氷を踏んで感触を楽しんでいた。何枚かはプレゼントしてくれたのが地味に嬉しかった。
奥の方も何か面白いことになってないかと行ってみることに。
奥へ続く道。開放感があってとても気持ち良い。
ほんとにここが市街地とは思えない。
小川は水の流れがあるせいだろう。氷ははってなかった。そういえば冬の間は魚ってどうしてるんだろ。
大物のザリガニがよくとれる真ん中にあるこの湿地は一面氷がはっていた。これは石を投げ入れるしかない!と意気揚々と割ろうとしたら娘たちに「もったいないからやめて!」と怒られてしまった。君たちさっきまで割りまくってたのにな・・・。
なんという名前かわからないが、梅っぽい形をした黄色い花がひとつだけ咲いていてほっこりした気分に。もう少し経つと満開になりそう。
途中にある階段。ここを登っていくと完全に山道に入っていき、東山動物園のコアラのエサになっていると言われるユーカリ林があったり、妖怪が住んでそうな怪しい雰囲気の沼があったりするのだがこの日は行かなかった。ちょっと大変な道のりなのでやる気満々の気持ちじゃないと行けない。
水田を超えたあたりの小川で川に落ちている落ち葉を掃除しだす娘。川もよいがおもちゃの片付けもしておくれ。
このあと落ち葉がたくさん積もってたのでそれで山を作ってダイブするという遊びを30分くらいたしなんだところで良い時間に。帰宅しました。服と車の中が落ち葉だらけなのはご愛嬌。
まだ帰りたくない!と子ども達は満喫してくれたみたいで、花まるに一歩くらいは近づけたのではないだろうか。また来よう。
・今回行った場所の情報
場所 東山の森 里山の家
駐車場 20台くらいの無料駐車場があるがオンシーズンはすぐに埋まってしまう
トイレ 里山の家にとても綺麗な室内トイレ有り。しかも嬉しいことにトイレットペーパー付き。ただしこれ以降の森には一切トイレがないので奥まで行く時は注意が必要。
所要時間 3〜5時間